『白昼夢の森の少女』/恒川光太郎
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あらすじ
恒川光太郎さんのデビュー作以来雑誌では発表されたが書籍化されていない作品とアンソロジーに収められていた作品を合わせてまとめた作品。
作風も分量もバラバラな短編小説が11篇収録されており、いろいろな味わいの恒川光太郎を堪能することが出来る作品になっています。
全体的に軽めのホラーで幻想的な作品が多く収録されています。
今回はそんな『白昼夢の森の少女』についての感想を書いていきます
おすすめポイント
- 夜市を読んだ次はこれ
- 短編で読みやすい
- 同一作者の色々な作風の小説を1冊でまとめて読める
恒川光太郎さんの作品でまず一番に名前が挙がるのは第12回日本ホラー小説大賞受賞作品の『夜市』があるが、その『夜市』を読んだあとに次に恒川光太郎さんの作品なに読もうかなと迷ったら、次はこの『白昼夢の森の少女』を読んでほしいです。
短編なので非常に読みやすいです。また、文量も原稿用紙7枚から80枚とバラバラで、80枚でちょっと疲れたと思っても急に7枚とか来るのであれよあれよと読めていきます。
恒川光太郎さんの色々な作風の作品を1冊の本でまとめて読めるので、『夜市』の小説の雰囲気が好みな方は様々な角度の恒川光太郎作品にどっぷり浸かることが出来ます。
まとめ
『夜市』を読んだあとはこれ!
『夜市』を読んでなくても、恒川光太郎さんの色々な作風を楽しめるので恒川光太郎さんの1冊目としても非常に適した1冊になってます。
こういう短編集って割と何かコンセプトがあって統一感ある短編が収められていますが、本作みたいに今まで書いた短編の詰め合わせみたいなのも面白いですね。
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現在、kindle unlimitedで読むことが出来るので、よかったらそちらからでも読んでみてはいかがでしょうか。
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