【感想】『特殊清掃人』/中山七里

小説

中山七里とは

1961年生まれの日本の小説家。48歳の頃に映画化もされている音楽小説『さよならドビュッシー』でデビュー。警察小説、音楽小説、コージーミステリなど様々なジャンルの作品を執筆している作家。
代表作 『さよならドビュッシー』『連続殺人鬼カエル男』

今回はそんな多彩な作家中山七里さんの小説『特殊清掃人』の感想を書いていきます。

あらすじ

特殊清掃とは孤独死や事故、自殺などで亡くなられて、発見が遅れて長時間放置された現場の現状の回復を行う仕事です。

そんな特殊清掃を行う「エンドクリーナー」という会社に訪れる特殊清掃の依頼、部屋を現状回復していくと同時に亡くなった方や残された遺族の思いも浄化していく。

おすすめポイント

  • 特殊清掃という仕事について知ることが出来る
  • 短編集なので読みやすく、読みごたえがある

まとめ

普段あまり関わることがない「特殊清掃」という仕事について、小説を通して知ることが出来ます。

「特殊清掃」というテーマ上多少はグロテスクな描写もありますが、プロの仕事ぶりもうかがえて大変ためになるかつ面白く読める小説になっています。

あと、特殊清掃を扱った作品だと『不浄を拭うひと』って漫画も有名ですよね。

こちらはまだ未読なので読んだ人いたら感想聞かせてください。

自分が全く知らない界隈の話も小説を通して簡単に知ることが出来るのが読書のだいご味の一つだと思っているので、こういうニッチな世界の話を読むのはとてもわくわくしますね。

皆さんはほかにもどんなニッチな世界の小説を知っていますか?

コメント

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